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平成18 年11 月27 日
■全宅連と協定締結「公認不動産オークションサイト」
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(社)全国宅地建物取引業協会連合会(http://www.zentaku.or.jp/)は、株式会社アイディーユー(池添 吉則社長)との不動産オークションの利用と普及と公認に向けての基本協定を締結。
[H18.11.27]
不動産オークション「MOTHER’S AUCTION」http://www.mothers-auction.net/を企画・運営する株式会社アイディーユーは、社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(所在:東京都千代田区、藤田和夫会長)と宅地建物取引における、より一層の発展と活性化を図るため、相互に不動産オークションの利用と普及に努めることを目的とした基本協定を行うことを決定。
1.》基本協定の目的全宅連は47都道府県の(社)宅地建物取引業協会によって構成されており、全国の宅地建物取引業者数131,083 事業者の中、約82%を占める107,453事業者(平成18 年4月1日現在)を擁する不動産業界における国内最大の業界団体。(鳩マークでお馴染みの方も多いはず)
今回の基本協定では、宅地建物取引のより一層の発展と活性化を図り、また相互に不動産オークションに関する研究・協議を実施。将来的には、日本国内における不動産オークションに関する全宅連公認基準を定め、IDUが運営する不動産オークション「MOTHER’S AUCTION」が全宅連における公認不動産オークションサイトとして認知してもらうことにより、「公平性」「透明性」「合理性」の高い不動産流通市場を新たに創出し、宅地建物取引業界全体の活性化を目指すという。
2.》基本協定の内容
(1) 全宅連とIDUは、相互に不動産オークションに関し、研究・協議を行い、宅地建物取引業の発展と流通の活性化を図る。
(2) 全宅連は、不動産オークションの全宅連公認基準を定めるように努め、IDUが運営する不動産オークションサイトがこの基準を満たすようになった場合に、これを全宅連における公認不動産オークションサイト(※非排他的)とする。※非排他的・・・全宅連公認基準を満たす不動産オークションであれば公認不動産オークションサイトとして扱う
(3) 全宅連は、傘下会員業者に対して、必要に応じて、不動産オークションの利用を教育させ、また、IDUは、全宅連の会員が利用しやすいシステム・環境の整備を行う。
何やらぼやけた契約のようにも感じますが、要は不動産業者の集まりである全宅連は、不動産業者である一企業(IDU)との市場独占契約とならない程度の協定で想定しうる外部からの反発を抑え、不動産オークションサイトを不動産業者にも一般消費者にも周知させることで、オークションという仕組みとノウハウを普及させて、不透明感あふれると見られている不動産市場を、「公平・合理・透明」化していこう、という考え。
IDU側ではまとまった数のシステム利用の会員を獲得することも夢ではないこの協定ですが、公認だとか、公認でないとかの制度ってどうなんでしょう?誰がどのような規準で公認するのかな?と、今後増加するかもしれない公認サイト・システムの取りまとめが気になるところです。
しかし。新しいチャレンジ、大いに賛成ですので、この取り組みは中途半端に終わって欲しくないと願っています。福岡の宅建協会でも、福岡公認:不動産オークションサイトって企画してみますか?!
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