Wednesday, March 21, 2007

4.プラスアルファの魔法

成功哲学

4.プラスアルファの魔法

あなたは求められる以上の仕事をしていますか?

ほんの少しのプラスアルファの努力をした人は
大きな果実を手にすることができる。

◎どこで他人に差をつけるかを考える。

ビジネスパースンには三つのタイプがある。
報酬に見合った仕事をする人、報酬以下
の仕事しかしない人、そして報酬以上の
仕事をする人。どのタイプが出世するか
は言わずもがなだろう。

報酬以上の仕事をする人間はどこの会社
でも求められ、より高度な仕事をこなす地
位が与えられる。昇進や昇給といった物
質的な充足のみならず達成感や充実感と
いった精神的な充足を得ることができる。
つまり、当初に約束された以上のものを
手にすることになるのだ。

報酬に見合った、求められるぶんだけ仕事
をする人と、そこにたとえわずかでもプラス
アルファを加えようと心掛ける人。そのほん
の小さな差が普通の人と特別な人に二人を
分ける。特別な人は普通の人に比べて、新
たな人脈を獲得したり、将来につながるよう
な大きなチャンスにめぐり合えたリする確率
が飛躍的に高くなる。

「商いの神様」と呼ばれた松下幸之助に
「無理に売るな。客の好むものを売るな。客
のためになるものを売れ」という言葉がある。
客の要望に応えるサービスでは通常の商売。
客が期待した以上のサービスをすることが商
いの極意という意味だろう。顧客満足では不
十分。満足を超え、感動させるには、そこに
プラスアルファがなければならない。ほんの小
さなプラスアルファを加えることで、相手が受け
る心象に大きなインパクトを与えることがある。
たとえばそれは笑顔かもしらないし、たとえば
それはさり気ないひと言かもしれない。ポイント
は「見返りを期待しない」奉仕の心。

◎見返りを求めない実践が違いを作る。

「見返りを期待しない」のならやるだけムダだな
どと考えてはいけない。自分がしたことは結局
は自分に返ってくる。人に冷たくすればいつか
は自分が冷たくされる。自分がしてほしいと思う
ことは、まず相手にしてあげることだ。仲良くなり
たいなら、まず微笑みかける。親切にしてほしい
と思うのなら、まず助けてあげる。相手の立場で
考えてみよう。自分はどういう人間と付き合いた
いか、どういう人間と仕事をしたいか。まずはそ
ういう人間に自分がなるように心掛けることだ。

今日から二週間、見返りを期待せず、周囲に気
付かれないように周囲の人に喜んでもらえるプ
ラスアルファを実践してみてほしい。

あなたを取り巻く環境に何らかの変化がおきるは
ずだ。そしてそれはあなたにとって決してマイナス
のものではないだろう。

受け取る報酬に対し……

実際の仕事量が少ない⇒仕事の評価・依頼は減少する。

実際の仕事量が妥当 ⇒仕事の評価・依頼は現状のまま。

実際の仕事量が多い ⇒①昇進、昇給(物質的充足)
②達成感、充実感(精神的充足)

『プラスアルファの魔法』が起こる

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なんとか暮らしてゆける程度の
仕事しかしない人は、
それ以上のものを得ることはできない。

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