ミキモトが福岡・新宮町に進出、真珠の養殖事業展開へ
真珠業界大手のミキモト(東京)は4日、玄界灘に浮かぶ福岡県新宮町の相島(あいのしま)の近くで真珠の養殖事業を始めると発表した。
波の荒い外海での養殖は国内初で、大型で高品質のものが見込めるという。今月末に子会社のミキモト博多真珠養殖を設立、11年をめどに年間20万個の生産・販売を目指す。
母貝に使うのは、同県が00年に相島で発見した天然アコヤガイ。全国の真珠産地ではアコヤガイの感染症が広がり、病気に強い中国産との交雑種を使う業者が増えている。相島産は交雑種より大型で、大きな核が入れられるため、主流が直径3~6ミリなのに対し、9ミリの真珠が育つという。
また、一般的には感染症を恐れて核を入れてから1年以内に真珠を取り出すが、無病の相島産は長期間養殖できるため、層が厚くてつやのある真珠が期待できる。
福岡県の担当者は「漁業が主流の相島に真珠養殖という新しい技術を伝えてほしい」と話し、将来はミキモトと地元業者で年間計100万個の生産を計画している。
2007年01月04日22時38分
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