Saturday, December 16, 2006

多村、福岡に「骨」埋める

 横浜とのトレードで新加入したソフトバンク・多村仁外野手(29)が「生涯ホークス」を宣言した。
16日、都内で行われた野球教室に、米大リーグ・デビルレイズへの移籍が決まった岩村明憲内野手(27)と参加。

WBCメンバーにエールを送る一方、自身は新天地に骨を埋める覚悟を示した。
 すでに気持ちは王ホークスの一員だ。「ずっとホークス? はい、それはもう。縁あって入団できたので、恩返しできるよう頑張りたい」トレード発表直後の今月6日に王監督から連絡を受け、身も心も博多に染まる決意だ。


今年2月に二女・風香ちゃんが誕生したばかりだが「いずれは福岡に家族を呼びたい」ときっぱり。環境に慣れるため、1月中は福岡での単身自主トレも計画している。

 新外国人のアダム、ブキャナンを含め、外野手候補は10人近くと競争は激しいが、打撃とともに外野全ポジションを守れる万能性もアピールする。「(守備位置に)こだわりはない。本来はセンター、ライトだが、WBCではレフトも守っていたので」とレギュラーへの意欲をみせた。

FAで復帰した小久保らとともに、優勝請負人の一端を担う。
(2006年12月17日06時01分 スポーツ報知)

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