経営再建中のダイエーが、ファッション専門店ビルを運営するOPA(オーパ)の全株式を、丸紅と東急不動産に売却する方向で調整に入ったことが、19日分かった。
ダイエーの筆頭株主の丸紅が株式の過半数を取得し、OPAの経営の主導権を握る方向で調整している。売却価格は300億円超で調整する見通し。ダイエーは決算期末の2007年2月末までに売却を完了する考え。
ダイエーはグループで約3500億円ある有利子負債(オーエムシーカードを除く)を、07年2月末までに1500億円に圧縮する計画で、売却資金は返済に充てる。
OPAは女性ものを中心としたファッション専門店ビル「OPA」を首都圏や、京都、神戸、岡山、福岡(キャナルシティ博多)、那覇の各市などに10店舗を展開している。「OPA」10店のテナント売り上げは06年2月期で849億円。
=2006/12/20付 西日本新聞朝刊=
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment