Wednesday, December 06, 2006

福岡新ルール知らなかった  


前半、激しくボールを競り合う福岡のホベルトと神戸の茂木(11)


◆J1、J2入れ替え戦第1戦 神戸0―0福岡(6日、神戸ウイングスタジアム) J2・3位の神戸とJ1・16位の福岡の第1戦は0―0で引き分けた。9日の第2戦(博多の森)に勝つか、1点以上取ってのドローなら神戸の1年でのJ1復帰が決定。逆に福岡が勝てば残留となる。

 福岡の選手は新ルールを知らされていなかった。入れ替え戦は今年から、勝利数と得失点差が同じ場合はアウエーゴールの数で勝敗が決まるが、ミーティングなどで選手への説明はなし。「試合が終わってから知りました」とMF古賀。敵地で1点でも取れば、第2戦は断然有利に戦えるのだが、リスクを冒さない試合運びに終始してノーゴール。後半10分にはFW飯尾からのパスをMF久藤がフリーで受けたが、シュートは枠の左へ。これが唯一の決定機だった。

 04年の入れ替え戦は柏に初戦のホームで0―2と敗れ、勢いを失った第2戦も0―2。J1昇格を逃していただけに、ドローは最低限の結果だ。「次に勝てばいい。ホームで1―1なんて誰も思ってない」川勝監督は強い口調で巻き返しを誓った。

(2006年12月7日06時02分 スポーツ報知)

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