Monday, February 05, 2007

博多人形のひな人形100点 福岡市で「おとなの雛展」


彩り鮮やかなひな人形が並ぶ会場  
博多人形の技法を用いて制作したひな人形が並ぶ「おとなの雛(ひな)展」が、福岡市・天神のアクロス福岡匠(たくみ)ギャラリーで開かれている。博多人形商工業協同組合(武吉国明理事長)の主催。入場無料、8日まで。

 同展は、ひな人形を節句人形としてだけではなく、幅広い世代に受け入れてもらおうと始められた。12回目の今回、会場には、各人形師の個性を生かした作品約100点が並ぶ。最近は趣味として収集目的で購入する人も多いという。

 博多人形師がひな人形を制作するようになったのは、30年ほど前から。人形には時節ごとの流行を取り入れてきた。博多織の衣をまとった格調高い本格派から、かわいらしく小ぶりで表情もやわらかい人形まで種類は豊富。価格帯も1000円台から40万円近くするものまで幅広い。

 人形師の高野幸博さん(66)は「博多人形は形も色彩も自分で考えられるのが一番の強み。現代の生活に合わせやすい作品も多いんですよ」と魅力を語る。

 娘の千賀子ちゃん(5カ月)のためのひな人形を探しているという同市南区の浜砂佳恵さん(31)は「一生に一度のものだし、しっかり品定めしたいです」と話していた。
=2007/02/06付 西日本新聞朝刊=
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